Bスポット療法
上咽頭とは鼻の奥、のどの一番上にあります。上咽頭に炎症が起こるとまずのどの痛みや鼻の奥の痛みとして自覚しますが、やがて痛みが治まり長引く鼻づまり、後鼻漏、のどの違和感といった症状がのこる慢性炎症となります。この状態を慢性上咽頭炎といいます。
それに対し、塩化亜鉛液を上咽頭に擦りつける治療法〈Bスポット療法(EAT:上咽頭擦過療法)〉が行われます。
この処置を行うと最初は血がにじんだり強い痛みを感じますが、炎症が改善していくにつれて痛みや出血は軽くなっていき、のどの違和感や後鼻漏などの症状も治まってきます。
また、炎症が強い方ほど処置の時の痛みが強く、改善が見込まれる方ともいえます。
当院でも実施しておりますので、ご相談ください。